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2話 仕事決定
ジーッ
ジーッ
「え、えと、何でしょう?」
「何でもない」
「は、はい、」
「ところで貴様、どこから来た?」
「....信じてもらえるかわかんないですけど、...未来から来ました」
「未来?」
「はい、この時代よりももっと先の時代です」
「!そうか、...」
「え、信じるんですか?」
「信じるも何も、たまにそのようなものが出る事があるからな」
「そやつらのことは『亜空人』と呼んでいる」
「な、成程?」
「.....貴様、帰るとこがないのならば、ここ、安土城で働かぬか?」
「は、働く?」
「あぁ、茶だしや洗濯、料理とかまぁ色々だな」
「...家事?」
「まぁ、そうだな」
「....無理です!私、世界一家事が下手なんですよ!?」
「世界一とやらは分からんが、家事が下手なのか、」
「剣だったら振れますけど、」
「剣だと?女子(オナゴ)がか?」
「えぇ、まぁ、剣道やってましたし、...」
「....ニヤッ、ならば、貴様、男装して戦うがいい」
「...はい?」
「剣をふるえるのだろう?」
「ならば、戦場でその力が役に立つ筈だ」
「え、ちょ、...((」
「そうと決まれば、勝家に報告だ」
「ちょ、話を進めないでもろて?」
「ガシッ 行くぞ!」
「ちょっとぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」
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