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鴨志田は階段下に無造作に置かれている金属バットが目に入った。
鴨志田はそれを手に取ると、振り上げた。
「えっ」
鴨志田は金属バットを古明地の頭に振り下ろした。
愚痴大会は終わらない。
みな同じ事ばかり何度も言っている。
それを見ながら鴨志田は思った。
幼なじみを差し置いて、俺を惑わすとんでもない女はもう死んだ。
そして俺は疑われることなく、俺の嫌いなサークルのメンバーが警察に目をつけられている。
ほんと、みんないい気味だな、と。
終
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