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何と応えるのが正解？と考えたのは一瞬で、嫌じゃないなら誘われていいのかな？と思った。
「うん…たまに誘ってください」
「誘う。昨日の番号は登録してくれた？」
「…まだ」
「交換しようか」
と連絡先の交換をしながら
「メグって元々カタカナ表記？」
と彼が私を見る。
「そう。両親が漢字をなかなか決められなくて…恵、恩、萌紅、愛紅…芽もあったかな？メグとは決めていて呼んでいたけど、届け出る期限まで迷いに迷った結果のカタカナらしいです」
「木梨って名字とカタカナが合うように思うな」
「そうですか？」
「うん。メグは土日が休みの仕事？」
「いえ、アルバイトなんでシフトで…実家も手伝うし不定休っていうのかも…丸一日休むことって少ないです」
「体、もつの？」
「好きなことしかしてないので大丈夫」
「何をしてる？」
「ベーカリーのアルバイトと、実家は切り花農園をやってます」
「どっちもメグが働いているイメージが出来るな、うん。基本的に体力あるんだ…立ち仕事だね」
「はい。部屋では座ってるより寝転んでる時間が長いかも…」
また余計な一文を付け加えて…でもいいや、とにっこり笑っておいた。
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