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「お、課題終了、ありがとう。すごい助かった。しかもちょっとと言ったはずがなんだかんだで30分以上も。本当にありがとう」
「いいよ、いいよ」
「お礼に食事でもおごらせて」
「いいよそこまで」
「いやぜひ。30分も時間とらせちゃったし…」
からの…
「いや…見ないで…」
「隠さないで見せてよ。すごく綺麗」
「ぁん…」
「ここ好き?」
「…っん…わかんない…」
いやいや、脱ぐの早いでしょ?輪島クンは大学生だから食事をおごるっていうのもねぇ…カフェくらいに誘ってみる?
真面目に考える私が手にする今夜の指南書コミックのイケメンと可愛いヒロインはすぐさま絡み合っている。
明日は早番だから寝ないといけないのに‘ぁん…’と言ったヒロインにまとわりついた男の手の描き方が好み過ぎて見惚れてページを捲る。
「こっちは…どう?」
きゃーっ、いいに決まってるって…
「やだっ…」
はっ?いいに決まってるでしょ?
「じゃあ…これがいい?」
舌キター…じゃなくって…お願い、私を眠らせて。
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