prologue.冬と花火

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prologue.冬と花火

 小さい頃から、同じ夢を見ることがあった。  辺り一面銀世界、見上げた青空に、鮮やかな花火が打ち上がる夢だ。  僕はいつになっても、この美しい景色を言葉にすることができなかった。
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