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「レッド、ブルー、グリーン任せたわよ。」
「はい!」「了解!」「へいへーい」
3人の妖精がシルキー王国から放たれた。
-妖精3人組-
3人の妖精には色がある。
レッド、ブルー、グリーン。
光の三原色。
みんな元気な男の子たち。
彼らが任された任務とは???
-レッドの出会い-
「俺はゆうってやつのところにいけばいいのか。」
人間界にやってきて、レッドは歩いている。
「オレ、人に見られちゃいけないんだよな?
とりあえず。あいつら無事かな」
ミラクルフォンというシルキー王国の形態からブルーとグリーンに電話をかけるレッド。
「もしもーし?
人間界入りした?」
「うん。」「おう。」
二人も無事に着いたようだ。
「俺ら、目的果たしたらとっととシルキー王国に帰るぞ。
人間界は危険だからな。」
レッドがこの3人組の中ではリーダー的立ち位置らしい。
「「わかった」」
「じゃあそれぞれ頑張ろう!!」
レッドたちは電話を切った。
よし、ゆうってやつの住所は。。。
ここか。いくぜ!
「やっと着いた。」
家の表札には「佐藤」の文字。
「佐藤ゆう。
これからお世話になるぜ。」
レッドは呟きミラクルステッキをふる
「スルスルーっと抜けてゆけっ!」
壁を通り抜ける呪文を唱え、ゆうの部屋に入るレッド。
「お前がゆうだな?」
ゆうはすごく驚いた顔をして今にも叫びそうにこう言った。
「だれ?だれだれ??????」
「俺はレッド!
よろしくな!」
レッドはニカっと笑って言った。
「ゆう、お前にやってほしいことがある。」
レッドは言った。
「いやいやいやいや。その前に自己紹介くらいしてくれよ。」
ゆうが言った。
「わりぃわりぃ。
俺はレッド!
シルキー王国ってところの妖精だ!
ある任務を上王様から任されてここにきた。
ゆうは、情熱に溢れている少年らしいじゃないか。」
「まぁ情熱ならあるけど。」
レッドはポケットからステッキを取り出す。
「これはライトステッキって言うんだ。
お前に渡しておく。」
「ライトステッキ?」
意味がわからずゆうは聞き返す。
「お前の情熱をここにためてほしい。100%になったら俺の任務は完了だ。
どんな情熱でもいい。
使い方を説明するな。」
レッドはライトステッキをゆうに渡した。
「ちょうどいい。
今勉強中か?」
「そう。
俺さ、将来医者になりてぇんだよ。
だから勉強してる。
部活も一生懸命やってるんだよ。」
ゆうは言った。
「そういう、情熱に溢れているときに、このボタンを押してくれ。」
ゆうはボタンを押してみる。
「うわぁ」
ゲージが0から10に変わった。
「お!案外貯まるの早いじゃん!
てことで、これからよろしくな?ゆう!」
-ブルーの出会い-
「僕はしゅうという人の家に行けばいいのか。」
ブルーは人間界にやってきてさっきレッドとの電話を済ませた。
道を歩いていると目の前に川掃除をしている少年が現れた。
「あなたがしゅうさんですか?」
「うわっ!だれ?」
しゅうも。ゆうと同じように驚いて聞く。
「僕はブルー。ある任務を達成するためにシルキー王国というところからきました。
その任務を達成するためにしゅうさん。あなたが必要なのです。」
ブルーは軽く自己紹介をした。
「そうなんだ。
僕は川掃除をしているんだ。水を保護することに興味がある。例えば掃除とか節約とか。」
「そう!それこそ僕が求めてること!」
ブルーは言った。
「そうなの?」
しゅうは言った。
「これはライトステッキ。
水を守ることをするときに、このステッキを使ってほしいんだ。
ゲージが100%になったら、僕の任務は終了する。」
ブルーはしゅうにステッキを渡した。
「今こそステッキを使うとき。ボタンを押してみて?」
ブルーはしゅうにいう。
「わかった。」
しゅうがボタンを押すと、ゲージが0から10になった。
「結構たまるのが速そうだね。
これからよろしくね。しゅう。」
-グリーンの出会い-
「おいらはるいって人の家に行けばいいのか。」
グリーンは人間界にやってきてレッドとブルートの電話が終わった。
「るいってどんな人なんだろう。
優しいのかな?」
グリーンが木が生い茂るところを歩いていると、
草むしりをしている少年がいた。
「君がるい?」
グリーンは声をかけた。
「君は、だれ?」
るいは冷静に問いかける。
「おいらはグリーン。
シルキー王国ってところの妖精だよ。
ある任務を達成するために、シルキー王国から来たんだ。
任務を達成するためには君が必要なんだ。」
「そうなんだ。
僕は緑を守ることが好きなんだよね。」
るいはグリーンに言った。
「それこそおいらが求めているもの」
グリーンはステッキを取り出した。
「これはライトステッキっていうんだ。
緑を守ることをするときに、このステッキを使ってほしいんだ。
このステッキのゲージが100%になったらおいらの任務は終了なんだ。」
グリーンはるいにステッキを渡す。
「このボタンを押してみて。」
るいがボタンを押してみると、ステッキのゲージが0から10になった。
「意外とたまるの速そうじゃん。
てことでこれからよろしくね。るい。」
-妖精の会議-
それぞれ3人のステッキが50%になったころ、妖精3人の間で会議が開かれていた。
「ブルーとグリーンの調子はどう?」
レッドが問いかける。
「しゅうは水をよく守ってくれているよ。だから、ステッキが速くたまってきた。」
「るいも、緑をよく守ってくれている。」
ブルートグリーンが答える。
「レッドはどう?」
ブルーが問いかけた。
「ゆうも情熱をいっぱいもっているよ
そろそろ50%を超えた時だし、ライトパウダーを使用してもいいころかな?」
レッドが言った。
ライトパウダーは、シルキー王国に古くから伝わるパウダーで、ライトすってきのゲージがたまるのを早くしてくれるパウダーだ。
それと同時に、ライトステッキの持ち主の気合も上がる。
ライトステッキの持ち主は気合が上がり、それぞれの行動の効果が高まる。
そんな効果もあるパウダーだ。
「今回の持ち主たちは優秀だもんな。」
レッドが言う。
「そうだね、前回は僕はひどかったよ。」
ブルーが言った
「おいらもだよ」
グリーンも続けた。
「あの頃は俺たちもまだまだだったな」
レッドが言う。
「「そうだね」」
ブルーとグリーンが答えた。
「さああと一踏ん張り頑張ろう!」
レッドが言った。
-任務終了-
3人のステッキのゲージが100%になった。
「任務終了だな。」
レッドが言った。
「任務も終了したことだし。ステッキの持ち主3人の顔合わせをしますか」
ブルーが言った。
「そうだね。」
グリーンが言った。
-顔合わせ-
「ゆう、ステッキのゲージを100%にしてくれてありがとう。
俺さ。実は妖精3人組なんだ。
ステッキを持ってるやつが他に2人いる。
そいつらにあって欲しいんだ。
そんでシルキー王国に来てほしい。」
レッドがゆうに言った。
「いいよ。」
ゆうは答えた。
「しゅう、ステッキのゲージを100%にしてくれてありがとう
僕は妖精3人組なんだ。
他にステッキを持ってる人が2人いるんだ。
その人たちにあってほしい。
それで、シルキー王国に来てほしい。」
ブルーはしゅうに言った。
「いいよ」
しゅうは答えた。
「るい、ステッキのゲージを100%にしてくれてありがとう。
実はおいら、妖精3人組なんだ。
他にステッキを持ってる人が2人いる。
その人にあってほしい。
それでシルキー王国に来てほしいんだ」
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