三原色

1/1
前へ
/1ページ
次へ
「レッド、ブルー、グリーン任せたわよ。」 「はい!」「了解!」「へいへーい」 3人の妖精がシルキー王国から放たれた。 -妖精3人組- 3人の妖精には色がある。 レッド、ブルー、グリーン。 光の三原色。 みんな元気な男の子たち。 彼らが任された任務とは??? -レッドの出会い- 「俺はゆうってやつのところにいけばいいのか。」 人間界にやってきて、レッドは歩いている。 「オレ、人に見られちゃいけないんだよな? とりあえず。あいつら無事かな」 ミラクルフォンというシルキー王国の形態からブルーとグリーンに電話をかけるレッド。 「もしもーし? 人間界入りした?」 「うん。」「おう。」 二人も無事に着いたようだ。 「俺ら、目的果たしたらとっととシルキー王国に帰るぞ。 人間界は危険だからな。」 レッドがこの3人組の中ではリーダー的立ち位置らしい。 「「わかった」」 「じゃあそれぞれ頑張ろう!!」 レッドたちは電話を切った。 よし、ゆうってやつの住所は。。。 ここか。いくぜ! 「やっと着いた。」 家の表札には「佐藤」の文字。 「佐藤ゆう。 これからお世話になるぜ。」 レッドは呟きミラクルステッキをふる 「スルスルーっと抜けてゆけっ!」 壁を通り抜ける呪文を唱え、ゆうの部屋に入るレッド。 「お前がゆうだな?」 ゆうはすごく驚いた顔をして今にも叫びそうにこう言った。 「だれ?だれだれ??????」 「俺はレッド! よろしくな!」 レッドはニカっと笑って言った。 「ゆう、お前にやってほしいことがある。」 レッドは言った。 「いやいやいやいや。その前に自己紹介くらいしてくれよ。」 ゆうが言った。 「わりぃわりぃ。 俺はレッド! シルキー王国ってところの妖精だ! ある任務を上王様から任されてここにきた。 ゆうは、情熱に溢れている少年らしいじゃないか。」 「まぁ情熱ならあるけど。」 レッドはポケットからステッキを取り出す。 「これはライトステッキって言うんだ。 お前に渡しておく。」 「ライトステッキ?」 意味がわからずゆうは聞き返す。 「お前の情熱をここにためてほしい。100%になったら俺の任務は完了だ。 どんな情熱でもいい。 使い方を説明するな。」 レッドはライトステッキをゆうに渡した。 「ちょうどいい。 今勉強中か?」 「そう。 俺さ、将来医者になりてぇんだよ。 だから勉強してる。 部活も一生懸命やってるんだよ。」 ゆうは言った。 「そういう、情熱に溢れているときに、このボタンを押してくれ。」 ゆうはボタンを押してみる。 「うわぁ」 ゲージが0から10に変わった。 「お!案外貯まるの早いじゃん! てことで、これからよろしくな?ゆう!」 -ブルーの出会い- 「僕はしゅうという人の家に行けばいいのか。」 ブルーは人間界にやってきてさっきレッドとの電話を済ませた。 道を歩いていると目の前に川掃除をしている少年が現れた。 「あなたがしゅうさんですか?」 「うわっ!だれ?」 しゅうも。ゆうと同じように驚いて聞く。 「僕はブルー。ある任務を達成するためにシルキー王国というところからきました。 その任務を達成するためにしゅうさん。あなたが必要なのです。」 ブルーは軽く自己紹介をした。 「そうなんだ。 僕は川掃除をしているんだ。水を保護することに興味がある。例えば掃除とか節約とか。」 「そう!それこそ僕が求めてること!」 ブルーは言った。 「そうなの?」 しゅうは言った。 「これはライトステッキ。 水を守ることをするときに、このステッキを使ってほしいんだ。 ゲージが100%になったら、僕の任務は終了する。」 ブルーはしゅうにステッキを渡した。 「今こそステッキを使うとき。ボタンを押してみて?」 ブルーはしゅうにいう。 「わかった。」 しゅうがボタンを押すと、ゲージが0から10になった。 「結構たまるのが速そうだね。 これからよろしくね。しゅう。」 -グリーンの出会い- 「おいらはるいって人の家に行けばいいのか。」 グリーンは人間界にやってきてレッドとブルートの電話が終わった。 「るいってどんな人なんだろう。 優しいのかな?」 グリーンが木が生い茂るところを歩いていると、 草むしりをしている少年がいた。 「君がるい?」 グリーンは声をかけた。 「君は、だれ?」 るいは冷静に問いかける。 「おいらはグリーン。 シルキー王国ってところの妖精だよ。 ある任務を達成するために、シルキー王国から来たんだ。 任務を達成するためには君が必要なんだ。」 「そうなんだ。 僕は緑を守ることが好きなんだよね。」 るいはグリーンに言った。 「それこそおいらが求めているもの」 グリーンはステッキを取り出した。 「これはライトステッキっていうんだ。 緑を守ることをするときに、このステッキを使ってほしいんだ。 このステッキのゲージが100%になったらおいらの任務は終了なんだ。」 グリーンはるいにステッキを渡す。 「このボタンを押してみて。」 るいがボタンを押してみると、ステッキのゲージが0から10になった。 「意外とたまるの速そうじゃん。 てことでこれからよろしくね。るい。」 -妖精の会議- それぞれ3人のステッキが50%になったころ、妖精3人の間で会議が開かれていた。 「ブルーとグリーンの調子はどう?」 レッドが問いかける。 「しゅうは水をよく守ってくれているよ。だから、ステッキが速くたまってきた。」 「るいも、緑をよく守ってくれている。」 ブルートグリーンが答える。 「レッドはどう?」 ブルーが問いかけた。 「ゆうも情熱をいっぱいもっているよ そろそろ50%を超えた時だし、ライトパウダーを使用してもいいころかな?」 レッドが言った。 ライトパウダーは、シルキー王国に古くから伝わるパウダーで、ライトすってきのゲージがたまるのを早くしてくれるパウダーだ。 それと同時に、ライトステッキの持ち主の気合も上がる。 ライトステッキの持ち主は気合が上がり、それぞれの行動の効果が高まる。 そんな効果もあるパウダーだ。 「今回の持ち主たちは優秀だもんな。」 レッドが言う。 「そうだね、前回は僕はひどかったよ。」 ブルーが言った 「おいらもだよ」 グリーンも続けた。 「あの頃は俺たちもまだまだだったな」 レッドが言う。 「「そうだね」」 ブルーとグリーンが答えた。 「さああと一踏ん張り頑張ろう!」 レッドが言った。 -任務終了- 3人のステッキのゲージが100%になった。 「任務終了だな。」 レッドが言った。 「任務も終了したことだし。ステッキの持ち主3人の顔合わせをしますか」 ブルーが言った。 「そうだね。」 グリーンが言った。 -顔合わせ- 「ゆう、ステッキのゲージを100%にしてくれてありがとう。 俺さ。実は妖精3人組なんだ。 ステッキを持ってるやつが他に2人いる。 そいつらにあって欲しいんだ。 そんでシルキー王国に来てほしい。」 レッドがゆうに言った。 「いいよ。」 ゆうは答えた。 「しゅう、ステッキのゲージを100%にしてくれてありがとう 僕は妖精3人組なんだ。 他にステッキを持ってる人が2人いるんだ。 その人たちにあってほしい。 それで、シルキー王国に来てほしい。」 ブルーはしゅうに言った。 「いいよ」 しゅうは答えた。 「るい、ステッキのゲージを100%にしてくれてありがとう。 実はおいら、妖精3人組なんだ。 他にステッキを持ってる人が2人いる。 その人にあってほしい。 それでシルキー王国に来てほしいんだ」
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加