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「また、じゃないよ。これは再会じゃない。僕はあなたの知ってるヒナタじゃない。だからあなたとヒナタとの再会は二度と来ない」
「は?」
「だから、僕たちはまた出会おう。まずは友達から。ね? 僕は千堂朝陽。名字で呼ばれるの嫌だから、朝陽って呼んで」
「……俺は、ナツキだ。よろしく」
これは朝陽とナツキが出会った時の話。
ナツキが”ヒナタの生まれ変わり”を見つけた話。
それからのナツキとの日々は、思いの外穏やかに過ぎていく。
燦々と降り注ぐ陽の光のように。
end.
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