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[6日・7日]
色の日の朝は寒かった。ラジオから流れてくる『世界に一つだけの花』を聴きながら、歩廊を歩いた。電車に乗り、本を開いた。ほろびの都市の続きを読む。UFOものの次はESP(超感覚的知覚)もの。まったく面白い短篇集である。終点下車。親子丼屋に入り、券売機で一番安い定食と小鉢を買った。ほとんど待たせない。鶏卵を割り、醤油を垂らす。適当に混ぜ、飯にぶっかける。
ケロニ屋に行き、あんクロワッサンを買った。食堂の券売機に買物カードを挿し込み、ホットコーヒーを選択した。今や食堂と俺を繋ぐ縁(糸)は、このコーヒーのみとなった。何かの拍子に糸がぷつんと切れたら、その時点でおしまい。長椅子に腰をおろし、ほろびの続き。きっかり一週間後、東京が巨大地震に襲われます。そんな「予言」を聞かされたら、あなたはどうしますか?
北極圏の「二月十二日」「二月十三日」を読む。冒険中に二度目の誕生日を迎える植村さん。1941年生まれだから、彼の星は〔五黄土星〕になる。九星の中央に輝く帝王の星。独立心と自己主張が激しく、集団行動を嫌う。又、気位が高過ぎる面を持つ。宮崎駿、富野由悠季、雁屋哲、田中光二、大野雄二、石坂浩二、倍賞千恵子の七氏も五黄土星である。帰宅後、風呂場に入り、温水を浴びた。
♞国産洋酒の軟水割り。肴は鮪のたたき、蛸のぶつ切り。飯はコロッケ弁当。
スパイ大作戦、第4シーズンの4枚目に収録されていた『王家の血』(原題:The Falcon)は、前・中・後の巨篇であった。映画として銀幕で上映するのなら、このエピソードがいいと思う。スパイ鳥(ハヤブサ)ルシファーが登場する。ジョジョ第三部の〔地獄の番鳥〕ペット・ショップが頭に浮かんだが、関連性は不明である。
枕辺のアナログ時計が「朝の8時半」を示していた。起きざまに、寝室のカーテンを開けた。ガラス越しに、睦月の青空が見えた。洗顔後、身支度を整えた。数日分の衣類を担いで、近所のコインランドリーへ向かった。空いているマシンに担いできたものを放り込み、持参の粉末洗剤を撒いた。お湯洗いを選択し、指定の金額を投入した。所要時間は約30分。一旦、自室に戻った。
テープに録音した『オンザレディオ』を聴きながら、バルコニーの物干し竿に脱水衣類を吊るした。台所の電気ケトルにミネラル水を注いだ。湯を沸かし、即席のトマトスープを作った。ガーリックラスクを齧りながら、スープを飲んだ。食後、即席コーヒーを淹れた。飲みつつ、牧野直子の『元気塾弁』を読む。
愛機起動。カクヨムを呼び出し、三日分の日記を転載した。三杯目のコーヒーを飲んでから、へっぽこ写真を7枚投稿した。シャットダウン視認後、吊るしものを取り込んだ。最後のカギをかけてから、自室を離れた。町の中心へ体を運んだ。パスタ屋に入り、テイクアウト商品を買った。ショッピングセンターの中にあるパン屋に行き、ドーナツセットを買った。
酒食の後に『にっぽんトレッキング100/西日本・沖縄セレクション』を観るつもりである。
♞国産洋酒と芋焼酎。肴は鮪の角切りとジャーマンポテト。飯はオムライス。
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