5月

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[20日・21日]  枕時計が「朝の8時半」を示していた。起きざまに、カーテンを開けると、ガラス越しに曇天が見えた。舌打ちを打ってから、洗面所に入った。台所の電気ケトルに水を足した。沸き立ての湯で、即席コーヒーを淹れた。敷島製パン社の「国産小麦 しっとりくるみ蒸しパン」を食べながら、熱いやつを飲んだ。二杯目を居室へ運んだ。愛機起動。エキサイトを呼び出し、草小説の編集に没頭する。  昼になっても、天気の回復はなかった。はこの時点で潰れた。戸締りと身支度を済ませてから、家を出た。屋根なし階段を下り、貸しDVD屋の方角へ歩き始めた。着きざまに、借りていた2枚を返却箱におさめた。一旦店を出て、近傍のラーメン屋に足を進めた。暖簾を割り、券売機で豚骨ラーメンとライスを買う。旨い麵と濃厚なスープ。客を待たせないところも良い。  帰路の途中、弁当屋とコンビニに寄る。家に戻り、風呂場でシャワーを浴びた。体を拭き、服を着た。居室に行き、愛機を再度起動…させようとしたのだが、どういうわけか、猛烈な眠気に襲われた。布団に潜り込み、30分ほどまどろむ。濃いめのコーヒーを淹れた。飲みつつ、日記の転載をやった。酒食の後に、藤純子(現・富司純子)主演の『緋牡丹博徒 花札勝負』を観るつもりである。 ♞酒はブラックニッカの「ピュアの森」割り。肴はおでん。飯はシャケ弁当。  食後、テーブルの上を一旦片づけた。ウイスキーの水割りを作り、ポータブル再生機の電源を「ON」にする。千葉雄大、永山絢斗共演の『ダブル』(の第1話)を観る。二度目の鑑賞である。若い時分、足しげく通っていた下北沢の風景が懐かしい。そんな俺には「まさにたまらない…」ドラマと云える。昨年観た『コントが始まる』もなかなか良かったが、こちらにも相当期待している。俳優にとって、は「天才俳優の役」かも知れないですね。  目蓋を開けると、翌日の朝になっていた。起きざまに、カーテンを開けた。ガラスの向こうに待望の青空が広がっていた。洗顔を済ませてから、屋内の吊るしものを露台の竿へ移動させた。台所の電気ケトルに水を足し、湯を沸かした。フジパン社のショコラクロワッサンを食べながら、淹れ立てのコーヒーを飲む。愛機起動。エキサイトとエブリスタを呼び出し、草小説を転載した。  玄関施錠後、部屋を離れた。ショッピングセンターの敷地内にある古紙回収コーナーへ足を進め、約20冊を処分。獲得点数は「4」だった。センターを出て、貸し円盤(DVD)屋へ向かった。到着後、借りていた3枚を返却した。検索機を操作し、来週観る円盤を探した。今週観る3枚を借りてから、店を出た。帰途、新本屋に寄り、新本を2冊買った。部屋に戻り、荷物をおろした。  再び外出した。近所のスーパーに入り、弁当、惣菜、飲料、鮮魚、甘味の五売場を眺めた。欲しいものを勘定場へ運び、代金を払った。帰宅後、露台の吊るしものを取り込んだ。ラジオ第1の「新 日曜名作座」を聴きながら、腕立て伏せをやる。今夜の演目は、池波正太郎原作の『雨の杖つき坂』であった。 ♞酒食の後に『DEVILMAN crybaby』(の3枚目)を観るつもりである。 aa2fb9dc-2d7e-4734-96d2-580b0f79c3d5
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