5月

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[22日・23日]  おはよう一直線を聴きながら、駅に至る道を歩く。月曜日の男、森永卓郎(モリタク)さんが『ザイム真理教』という本を出されたそうです。このから脱退する方法はあるのだろうか?発車と同時に角川文庫を開いた。大沢在昌の掌篇集『一年分、冷えている』を読み始めた。終点下車。立ち食い蕎麦屋の暖簾を割り、カレーライスを腹をおさめた。食後に冷水を一杯。地上に出て、坂道をくだる。  買物カードを入金機に挿し込み、千円札2枚を吸い込ませた。ケロニ屋に入り、棚を眺めた。食堂の券売機でコーヒーを買った。受け取りカウンターに行くと、まだ券を渡してもいないのに、カップが用意されていた。空いている椅子に座り、クリームパンを食べた。休憩場所の長椅子に腰をおろし、第二の掌篇『ビデオショップで』を読む。とは、懐かしい。読後、仮眠。  第三の『ちゃま』と第四の『二杯目のジンフィズ』を読み終えた。シェイカーを使うカクテル。俺には作れません。地元駅下車。空模様が怪しい。加えて、風が強くなってきた。地下食品売場にもぐり、値引きライスを買う。帰途、スーパーとコンビニに寄る。夕刊紙(ゲンダイ)の見出しは「怨嗟の声 あらゆる面で冒涜」であった。風雨が本格化する前に家に辿り着くことができた。酒食の後に『六角精児の呑み鉄本線 日本旅/夏・釧網本線を呑む!』を観るつもりである。 ♞酒はブラックニッカの伏流水割り。肴はマグロの刺身とカレイの空揚げ。  やまない雨をビニール傘で防ぎながら、濡れた路面をとぼとぼと歩いた。傘の表面に付着した水滴を拭ってから、自動階段に乗る。歩廊に足を進め、電車の到着を待つ。大沢在昌の掌篇集を開く。第五の『湾岸道路で釣ったモノ』と第六の『共犯者』と第七の『低気圧去って』を読む。終点の改札を抜けて、立ち食い蕎麦屋の暖簾を割る。食器を返却棚におさめ、駅の出口へ体を運んだ。  食堂の券売機に買物カードを挿し込んだ。コーヒーを選択すると、券の代わりにカップが飛び出した!勿論ウソである。通路際の席に座り、粒あんパンを食べる。隣席の海底原人(ラゴン)が、弁当の包みを解き、蓋を外した。本日の主菜は、鮭の磯辺焼き風。副菜は、蒸し茄子のポン酢和えと粉ふき芋。休憩場所の長椅子に腰をおろし、第八の掌篇『記念日』を読む。目蓋を閉じ、眠りの沼に沈んだ。  音次郎の「すいべら」の続き。牢内の食事は、麦飯と牛蒡の醤油煮。そして、の味噌汁。地元駅に着いた。依然雨。勢いも強く、まったくウンザリする。安全なところまで移動し、そこから弁当屋に電話をかけた。応答あり。帰途、コンビニに寄る。夕刊紙は「復興安請け合い 増税不可避か」であった。テープに録音した『オンザレディオ』を聴きながら、腕立て伏せを85回。 ♞酒はブラックニッカの「富士山に磨かれた天然水」割り。飯は幕の内弁当。 31001b17-bdbb-42a7-9c59-d14a94140175 [24日]  車窓越しの風景を眺めながら、おはよう一直線を聴く。水曜名物、生島さんと残間さんの痛快トークだ。話題は「マイナンバーカードの不具合」について。ラジオの電源を切り、掌篇集を開く。第九の『懐中時計』と第十の『自画像』を読む。終点までうつらうつら。下車後、改札を抜けた。職場に至る道中、牛丼屋に入った。適当に崩した半熟卵に醤油を垂らした。飯の上に乗せ、ガガッとかき込んだ。  食堂の券売機に買物カードを挿し込み、希望の商品を選択した。直後、券の代わりに!勿論そんなことはありえません。壁際の席に座り、ケロニ屋のチョコクロワッサンを食べた。近くの卓席で、等身大ラゴンと等身大ギガスが「安南将棋」を()っていた。観戦したいが、その時間がなかった。仮眠場所の長椅子に腰おろし、音次郎の「すいべら」の続き。読後、まどろむ。  掌篇集収録の『一年の反対側』『家族』『スープ』を読み終えた。地元駅下車。地下売場へ潜り込み、値引き白飯(ライス)を二つ買った。飲食街に足を進めた。中華料理店に入り、二商品をテイクアウト。気象情報を聴きながら、家路を歩いた。途中、コンビニに寄る。夕刊紙の見出しは「どういう物差しで測れば〔成功〕だったのか」であった。腕立て伏せをやりながら、マーチンの番組を聴いた。 ♞酒は「ブラックニッカ クリア」の軟水割り。肴は枝豆、餃子、野菜炒め。
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