プロローグ
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「悪いが僕は君を妻にする気はない」 「え」 紋付き袴の彼は私の顔を見ずにそう言った。 「どうせ、金目当てなんだろう。式は済んだら金をもらって出て行ってくれ」 「そ、そんな」 「お待たせしました。ささ、花婿さん、花嫁さん、こちらにどうぞ」 案内人が開いた戸の向こうに、あなたは一人で行ってしまった。 私はそばにいたけれど、心は独りぼっちだった。
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