0人が本棚に入れています
本棚に追加
-6-
翌日、私は亜希にこのことを話した。
「おじさんのおかげでスマホも戻って来たし、これがきっかけで私は実人君と付き合うことになったんだよ」
「じゃあ私も!」
*
亜希は他校のライン友達に会いに行き、無理やり湖に連れていって、強引に彼のパープルのスマホを湖に投げ入れた。
おじさんが現れた。
「あなたが落としたのは金のスマホか、それとも銀のスマホか」
おじさんが不敵な笑みを浮かべた。
『金のスマホ』
完
最初のコメントを投稿しよう!