出会いは必然にして偶然だった

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出会いは必然にして偶然だった

「うおっ、と、重たいなぁ、」 今日は我が家にAIがやってきた。 あれから何か寂しくなって購入してしまった。 説明書を読んでいると、 「...なになに、起動すると前の持ち主の記憶がインプットされている可能性があります、」 「その場合は一度リセットしてお使い下さい、?」 へぇ、そんなことあるんだ。 取り敢えず起動してみよ。 (ぽちっ) 『.....秀サンデスカ?』 「...............え、?」 『秀サンデスヨネ?』 「....も、もしかして、」 『ワタシハ“アイ”。アナタノ生活ヲ全力サポートシマス。』 「“アイ”.........!!!」 まさかの再会。 俺はこれからも“アイ”と。 人生を共にしていくと決めた。 「“アイ”、」 『ナンデショウカ。』 「その、俺と〜、結婚、しないか、?」 『男デスガ、ソレデモ良ケレバ。』 「――え、?」 『エ?』 まぁ、これでも幸せですけどね。笑
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