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僕の体のせり出た箇所へグイッ…グリグリ、グイッ…と座布団クッションを押し付けると、数分前に詩歌さんから受けた極上の刺激を容易に思い出して、僕の腰がひとりでに動く。
「ぅっ…はぁ…ぅ…僕の詩歌さん…」
マズイっ…止まらなくなる前に止めてしゃがみ込むと、フーッと熱い息を吐く。
「…春野…さん…?」
ああ…今の僕に声を掛けるなんて、やっぱり詩歌さんは悪い女性だ。
「どうかした……具合悪いですか?」
しゃがみ込んだ僕の目に飛び込む彼女の素足…思わず手を伸ばすと
「…大丈夫…詩歌さんに触れたくて苦しいだけ…」
くるぶしや足首をそっと撫でて彼女を見上げる。くすぐったいのか、膝を僅かに揺らした詩歌さんの瞳がほんの少し潤んだようで、それがまた突き上げるような欲を生む。
「どうしよ…う…このまま触れていたいけど…僕もシャワーをしないと…詩歌さん…そのままでいいから一緒に来てくれる?僕は今…詩歌さんと1秒も離れたくない」
僕のバスタオルを体に巻き付けた彼女の足を撫でながら懇願する。
「お願い、詩歌さん…」
…コクン…少し間があったけれど、頷いた彼女の可愛い膝小僧にキスをしてから立ち上がると、彼女を縦に抱き上げる。
「わっ…」
慌てて僕の首に腕を巻き付けた詩歌さんの肌が気持ちいい…
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