Day.14 お下がり
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Day.14 お下がり
服を切り裂かれていた鼠に、祖父の着流しを渡した。丈が少し短いが、気にするふうもない。傷の手当てをしつつ、鴉が砕いた石のこと、もうここには来ないであろうことを伝える。「何故来ない?
祖父
(
じい
)
さんなら、ここにいるじゃないか」鼠は、
呆気
(
あっけ
)
に取られたまま箸が止まっていた兄を指差した。
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