Day.7 酒涙雨

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Day.7 酒涙雨

笹に短冊を下げていたら、兄の予想通り、再び鴉が訪ねてきた。「祖父さんはまたいないのか」私は頷き、兄に言われた通り伝えようと深呼吸する。すると、ぽつぽつ雨が降ってきた。「織姫と彦星も会えないらしいな。俺は泣くほどじゃないが」私が止めるのを待たず、鴉は鴉になって飛んでいく。
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