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彼女とレストランで、
彼女とレストランへ行った。
久しぶりのレストランだ。
楽しみだな。
僕は彼女と同棲している。
正直、彼女の創る飯は不味い。
創る、その意味は……
「創作料理」
である。
料理名は
碧龍
青いカレーだ。
超不味い。
材料は
ルー、謎の青い実、青いチョコレート、1日青い液で染めた切り刻んだ林檎。
そして、彼女の血
青い液は謎の青い実を磨り潰し、水と合わせた物っぽい。
血は彼女が刃物で自分の手を少し斬り、
カレーに入れていた。
彼女のカレーを食った時、
血のような味がしたが、
まさか本当に血だとは。
彼女は昔はパティシエだった。
とあるチーズケーキでのことだった。
チーズケーキの真ん中に、ラズベリーのソースを入れていた。
しかし、そのラズベリーに血を入れていた。
彼女の血。
バレなかったようだ。
俺以外には。
俺はわかった。
変な、「血」のような味がした。
俺が伝えると、
「ふふ。そう思う?そう思うならそう思ったら?ふふ(*^^*)」
と。
彼女は謎に包まれていた。
しかし、ベールを剥がすと、
ただのメンヘラだった。
俺は彼女と色々とあり、同棲するまでになった。
実を言うと、
レストランに誘ったのは俺だ。
あんな料理を食いたくはねぇからな。
はぁ、
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