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そして告ぐ、
ついて少し食った。
そして彼女が言う。
「今、丁度いいタイミングね。」
「私たち。別れない?」
俺は、
「え?」
ってなって、つい、言葉に出てしまった。
「「え?」じゃなくて、浮気してるのも、分かるんだから。」
「い、いや!それは本心じゃない。」
「本気じゃない。」
「浮気しようとはそこまで考えてなかった。」
「だ・が・ら!!」
そういうと彼女はそこにあったステーキをフォークで刺した。
「はぁ、」
「浮気の証拠の写真もあるのに……」
「ぅぅ(´;ω;`)」
彼女の泣き顔は汚かった。
厚化粧が落ちて、怪物のようだ。
そして彼女は、
「別れよう。じゃあ、明日。別のところに引っ越すから。」
「不動産屋に行って、しっかり新しいアパートの部屋に住むことに」
「決まったから。」
そう言って彼女は去った。
最後に、
「お会計、よろしくね?」
と。
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