プロローグ

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プロローグ

「その気持ちは、お受けできません」  少し寂しそうな表情を見せて、彼女は言った。  お互いに趣味が合って、今日初めて会うことが出来たので、思い切って告白した瞬間、まるで時間が止まったかのように二人とも沈黙してしまった。  面会時間はあと10分を切っている。  
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