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水着撮影…だけど
「はじめましてー!デザイナーの足助実です!」
「よろしく、お願いします…」
でか…
身長高すぎる!何等身?顔はどことなく社長に似ている。もしや親戚?
「ミックスジュース好きで!聴いてます!」
「ありがとうございます〜嬉しいです〜」
「じゃあ、早速撮影したいので、着替えお願いします!」
「わかりました〜」
水着と言っても、そんなに露出はないそうで。なら私じゃなくてもよさそうじゃん?
更衣室で着替えたけど、これはほぼ服!撥水するだけだよ。服みたいな感じがいいの?
「わぁ、かわいい!いいよー」
旭川さんという女性スタッフがパチパチと拍手した。
「ありがとうございます〜」
「メイクさせて頂きます!餅月です、こちらへ!」
ちやほやされだした。昨日の人たちは、もめたりしてたけど、普段はどうしてるんだか。
「いやぁ、すごい肌綺麗です…美しい」
「ありがとうございます〜」
後は、私の担当のカメラマン。豹変して厳しかったらやだなぁ。
「いいですねぇ!撮影しましょう!」
「ポーズってどんな感じですかー?」
「そうですね、CDジャケットみたいな?」
「グラビアっぽくないってことですかー?」
「そうです!おお、そうそう!いい!」
全然厳しくないし。ちょっと緊張してたけど、よかったー
「午後からのお仕事も頑張って下さい。また明日!」
「はーい!ありがとうございました〜」
あっさり終わった。さて着替えますか。
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