私が…まさか

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私が…まさか

夕方に零からメールがきた。 「さっちゃん、3ヶ月やるから、家出て行って頭を冷やせと言われました。好きな女のところにでも勝手に行けと言われました。突然なのですが、さっちゃんの家に泊めて頂けますか?」 は? な、なに、これ。不倫じゃん!私が不倫とか!嫌だ!だけど、零は嘘つきじゃないし、この文面はそのまま言われたことだろう。 変な嫁!意味わかんない! いきなりだけど もう… ええい! 「すみません、突然」 「突然すぎるんですけど」 「部屋、すごく綺麗です」 「普通だし」 どうせ、零は大人だから。 1日泊まって、どっか部屋見つけ… 「おはようございます」 「…は」 昨日、何した? …ええと、ええと… 「し、シャワー!浴びないと!」 「さっちゃん、体は大丈夫ですか?」 「…うん」 昨日…お風呂入ったあと…ベット入ったらキスされて… 「これ以上もしていいですか?」 「…なに?それ?」 「ええと…セックスと言えばわかりますか?」 「…え?」 「あのー、うーん、性行為したいんです」 …は!? 「さっちゃん、嫌ですか?」 「そ、そんなことしたら、不倫だってば!」
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