私が…まさか

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「さっちゃん、コスプレとかしたことありますか?」 「ないけど。グラビアとかはやってる」 「グラビア…写真あるんですか?僕は疎くて」 なにが疎いんだか。着替え終わって床に座ってるし、私のスマホで検索して、漫画雑誌の表紙を見せることにした。 「さっちゃんが、表紙!?なんと…かわいいですね」 「めちゃくちゃ乳寄せてるでしょ」 「笑顔がすごくかわいいです」 …恥ずかし! 「検索すれば出るから勝手に見てて」 「ありがとうございます」 朝ごはん用意しよ。 「零は朝ごはんたくさん食べる?」 「いつも普通くらいです」 「朝たくさん食べるのがいいと思うよ?私の食べるくらいあげるから」 「ありがとうございます」 タンパク質もりもりメニュー。私は武道やってたし、筋肉料理が好き。 「こんなにたくさん?…実家にいるときは食べてましたが、久しぶりです」 「蒸し鶏、焼き魚に〜目玉焼き、ご飯、味噌汁」 「いただきます!」 零嬉しそう。横に零が座ってるのが、不思議。 「おいしいです!さっちゃん料理上手ですね」 「そうでもないけど?」 だらだらしてたら、学校行く時間が迫ってきてる。 「皿洗いはできる?」 「できません…」 「お茶の道具洗ってるでしょ」 「あ!同じなんですか?」 「同じです。できるでしょ?」 「失敗してしまうかもしれませんが」 「いいよ。洗って〜乾燥機はわかんないか」 「はい」 「なら洗って、んー、とりあえずキッチンの台の上に置いといて」 「はい」
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