第6話「彼女たち旅の目的ともう1人のヴァン・ハーネット・クラウン」

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宇宙船…エスタロッサ船内 エリー「サラ…私たちが最初に向う惑星は何処なの?」 サラ「リゼルド第2小惑星群に存在する惑星エルフィードと言うところです」 サラ「文献や歴史でしか見た事はありませんが…GATEが閉じる太古の昔より存在し…古い文献ではエルフ族の長が暮らす場所とされています」 アンナ「エルフ族の長の惑星ですか?どんな惑星なのでしょうか?」 柊ゆう「きっと良い惑星ですよ!!なんたってエルフですよ(笑)」柊はそう言うとニカッと笑う。 エリー「はぁ…(汗)貴方はいつも楽観的ね?」 ?「報告があります。船内にて怪しい人物を捕らえました」 ??「ってててて(汗)離せよ」 エリー「変ね?あなた何者なの?何処からここに入ったの?」 ??「知らねぇーよ。何か良くわかんねぇけど気付いたらここにいたんだ」 エリー「まぁいいわ名前?出身地…年齢洗いざらい吐いてもらうわよ」 ??「はぁっ!!?何で俺がそんな事!!?」 ?「姫様を困らせるなぁ!!」そう言うと兵士は剣を抜くと男の顎元に突き付ける。 一条ナギサ「まぁまぁ2人とも落ち着いて下さいよ(笑)」 一条ナギサ「あなた?どこから来たんです?名前は?」 ??「ヴァンだ!!ヴァン・ハーネット・クラウン」 一条ナギサ「ヴァン?おかしいですね?あなたのエルステアIDを解析すると別人の名前が出て来ますよ」 一条ナギサ「本当の事言ったほうが身の為ですよ。ハレルヤ・フェスティスさん(笑)」 ハレルヤ「言ってるだろ?俺はヴァンなんだ?ハレルヤなんて名前じゃない!!」 一条ナギサ「またまたぁご冗談を!!?」 ハレルヤ「これが冗談を言ってる顔に見えるのか!!?」 サラ「一条…あんまり困らせちゃダメよ」 一条ナギサ「はぁーーい先輩」 サラ「ねぇ?君がハーネット・クラウンだって言う証拠はあるの?」 ハレルヤ「証拠って…??んなもんねぇーよ」 サラ「ふーん??ちょっと失礼するよ」そう言うとサラはハレルヤの頭に触れるとCardinalabilityを発動し…記憶を読み解く。 惑星エルステア王室直属近衛兵団隊長のサラ・ヴァレンタインには2つのCardinalabilityが存在する。1つは(時)を自在に操る能力でもう1つは他者の(記憶)を読み取る能力である。サラは状況に応じてこれらの能力を使い分けて隊長にまで上り詰めた。 エリー「どう??サラ?」 サラ「嘘は言ってませんね。」
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