第6話「彼女たち旅の目的ともう1人のヴァン・ハーネット・クラウン」

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その時だった…後ろを走っていた艦隊より通信が入る。 ??「王女殿下…至急話したい事があります」 エリー「何なの?黒岩…私は今忙しいのよ」 黒岩「申し訳ございません。」 エリー「良いわ要件を言ってちょうだい!!」 黒岩「はっ後ろを走る。艦隊との通信が途絶えました」 エリー「原因は何なの?」 黒岩「わかりません。現在総動員で原因究明にあたっております。」 エリー「わかったわ。原因がわかり次第私に報告しなさい」 黒岩「かしこまりました」黒岩がそう言うと通信が途絶える。 一条ナギサ「うーん?姫さまぁ原因は何なんでしょうか?」 エリー「さぁな?ヴァレンタインはどう思う?」 サラ「原因として考えられるのはGATEを通った事による影響ですね??」 サラ「これは私の持論ですが…おそらく我々の艦隊の内何隻かが私たちとは別空間のGATEを通ったと推察されます」 エリー「どう言う事だ?」 サラ「これを見て下さい。」そう言うとサラはとある映像を見せる。 サラ「これは我々の艦隊がGATEを通った直後の映像ですが…その内の何隻かが…この時点で姿を消しています」 エリー「本当ね?何処に出たのかしら?」 サラ「ルートを割り出します」そう言うとサラは端末を操作し始める。 カチャカチャカチャ「でます。」♪♪♪ピピぃーーー エリー「小惑星ソラリス?何処なの?ここ?」 一条ナギサ「はいはいはぁーーーい!!」 エリー「どうしたの?ナギサ?」 一条ナギサ「姫さまぁきっと全員で私たちに内緒で贅沢しようとしてるんですよ!!」 エリー「な訳ないでしょ?もっとマシな意見を言いなさい」 一条ナギサ「ちぇ…良い意見だと思ったのに…?」 サラ「どうします?」 エリー「そうね?少し考えさせて」そう言うとエリーは顎に手をおいて少し考え込む。 エリー「てっ!!!?アンナあんた私のQUEEN取ったでしょ?」 アンナ「えっ!!?あらあら?なんの事ですか?おねぇ様?」 エリー「しらばっくれるんじゃないわよ」 一条ナギサ「そんな事より姫さまぁ…どうするんですかぁ?」 一条ナギサ「私の調べではソラリスには美味しいスイーツがあるらしいんですよ。ね?ね?行きましょうよ。ねぇぇ~?姫さまぁ…」 エリー「だぁ~~~もうわかったわよ!」 エリー「サラ進路変更よ今すぐ惑星ソラリスに向かってちょうだい」 サラ「かしこまりました。」 サラ「エルステア各艦隊の乗組員に次ぐ…本艦はこれより…進路を変更し惑星ソラリスへ向かう」 サラ「エヴァンス…ハイネの艦隊を含めた25隻はAルートを航行し…惑星エルフィードへ」 サラ「ティアラとラルフの艦隊を含めた25隻はBルートから惑星ソラリスへと向かい物資を補給せよ」 サラ「繰り返す。本艦はこれより惑星ソラリスへ向かい物資を補給する。各乗組員は指示に従い航行せよ。それでは旅の無事を祈る」 ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪                  END 船内に侵入したハレルヤの尋問を終えたサラたちは惑星ソラリスへと向かう事となった。一方でハレルヤは何故自分がここに居るのかを思い出そうとしていた。そうしてる間にも宇宙船はGATEに到着し…次週「CARDINALGATE」「第7話へ続く」              ⇩ココをポチッと⇩ ココをポチッとhttps://estar.jp/novels/26128950
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