我が世の春(140字の小説)

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我が世の春(140字の小説)

私はセールスマン ある日ある女から 「人の心の声を聞ける」と言う魔法をかけられた 顧客の心の声を聞き望みを叶える あっという間に私の成績は上がる 女性の心の声も聞ける 僕はモテる男だと判明 我が世の春を謳歌していた この喜びを友人に伝えた 医者の彼は祝福してくれる 私の寿命が後僅かな事を、心に秘めて 追伸 人の心を聞けると良いかも知れませんが、不幸も起こるかも知れません 何でも知る事は良く無いことかもしれません。 知らんけど。
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