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不死身の男(140字の小説)
私は不老不死を手に入れた
私以外の人には寿命がある
私は老いる事も無く、いつでも若者の姿で世界中を駆け巡る
銃弾を浴びても死ぬ事は無い
危険な場所も関係ない
崖から落ちて海に沈んだが生還した
まさに私は不死身の男
どれ位の時を経たのだろうか?
人類は消え去り、私は孤独になっていた。
まだ、死ねない
追伸
死なない事って幸せでしょうか?
いつでも若者の姿で永遠に生きて行く事が出来てしまったら、生きる目的を無くし、夢も希望も無くなるかも知れません。
生きて行く時間に限りがあるから、目標、目的を持つ事が出来る。
何の為に生きるか?
それを考えられるのは、人間だけですね。
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