不死身の男(140字の小説)

1/1
前へ
/1ページ
次へ

不死身の男(140字の小説)

私は不老不死を手に入れた 私以外の人には寿命がある 私は老いる事も無く、いつでも若者の姿で世界中を駆け巡る 銃弾を浴びても死ぬ事は無い 危険な場所も関係ない 崖から落ちて海に沈んだが生還した まさに私は不死身の男 どれ位の時を経たのだろうか? 人類は消え去り、私は孤独になっていた。 まだ、死ねない 追伸 死なない事って幸せでしょうか? いつでも若者の姿で永遠に生きて行く事が出来てしまったら、生きる目的を無くし、夢も希望も無くなるかも知れません。 生きて行く時間に限りがあるから、目標、目的を持つ事が出来る。 何の為に生きるか? それを考えられるのは、人間だけですね。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加