〜エピローグ〜

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私が外を見つめていると男性がにこやかに「ここは専任のガーデニングスタッフがいるので四季折々の花が楽しめます」と案内してくれてから、エレベーターのボタンを押した。 さらにドアが開くと中のボタンまで押して「どうぞ」と、エレベーター内に実にスマートな動作で導く。 「何かあればご連絡ください。すぐにご案内させて頂きます」 私達がエレベーターの中に入ると、やっぱりホテルのスタッフのように「では、行ってらっしゃいませ」と扉が閉じるまで頭を下げていた。 そんな貴賓扱いに私は畏ってしまうが千晶さんはいつも通りの自然体。 忘れてはいないけど、千晶さんはTSUKAMOTOの御曹司だったなぁと再確認してしまった。
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