第2話

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第2話

 詩帆は、茅ヶ崎駅に戻ると、 ちょうどホームに滑り込んで来た電車に乗った。 そして一駅隣の辻堂駅で下車した。 駅を出てから自転車駐輪場に向かうと、 停めてあった自転車に乗りそのままアルバイト先に向かった。 自転車で五分ほど走ると、アルバイト先のカフェに着いた。 詩帆が働いているカフェは、ちょうど駅と海との間の位置にあった。 そのカフェは、大きな書店の中に店を構えていた。 詩帆はいつもの場所に自転車を停めると、裏口から中に入って行った。
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