第1話「キラークラウン」

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オルフェは一通り話し終えると「というわけだ」と呟いて…タバコを口に加えてフゥーっと息を吐く。 ユキト「何か質問はあるか?」 ゆん「ハイはぁーい!!!?」 ゆん「そのキラークラウンって奴に関する手掛かりとかはないんですか?」 オルフェ「今の所はねぇ…!!?」 オルフェ「ただ依頼者によると…ゲーム内にあるバミューダトライアングルにある海底遺跡でそれらしい奴を見掛けた事があるらしい…」 オルフェ「その時は…顔ははっきり見えなかったらしいが…怪しい男であった可能性は高ぇとの事だ!!?」 ヴァンビ「なるほどなぁ?するってぇと…これから調査しまくるしかねぇ訳だ!!?」 ヴァンビ「海の中なら…半魚人の特性を持つMissing Devil's Quarterの俺さまに任せときな」 ゆん「もぉ!?ヴァンビくん!!?過信は良くないよ」 ヴァンビ「大丈夫だよゆんちゃん!!?」 オルフェ「ならそっちの方はお前らに任せたぜ!!?」 ゆん「そっちの方は?ってどういうこと?」 ユキト「あっはははっ(笑)!!?」 ユキト「オルフェ言ってやりなよ!!」 オルフェ「ちっ!!!?しやぁねぇな?!!?」そう言うと…オルフェはタバコを灰皿に棄てて話し始める オルフェ「実はもう1つ有力な情報がある」 オルフェ「ゲーム内にあるヨーロッパエリアでキラークラウンに類似したやべぇやつを見かけたらしいとの情報がある!!?」 オルフェ「あみか!!?」 あみか「こちらをご覧ください!!?」 あみか「こちらは…ゲーム内3層の特設ステージにあるイギリスのロンドンを模写されて作られたエリアです」 あみか「入るためにはある一定の条件があり…まず人種である事が第一前提です」 あみか「アマリザやネルソラを始めとしたゴブゴーストやアンデットと言った種族は基本的にこの街には出入りできません」 あみか「ただし…私のように人に近いMissing Devil's Quarterなら一定の条件を満たすことで街に潜入することが出来るようになります」
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