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ちゅっと水音を立てながらキスをされ、お互いどちらからともなく服を脱ぎ始めてゆき俺はベッドに仰向けになっていて、お隣さん…山城さんと行為に及んでしまった。
山城さんのモノはそこまで大きくは無いけれど、俺の気持ちいい所をピンポイントで責めてくれて悲しさなんて忘れるほど気持ちよくしてくれた。
何度も中出しもされ、事後は山城さんの腕の中で微睡んでいた。優しく頬に触れたり触れるだけのキスをしてくれたり、俺は山城さんに急激に惹かれていった。
「僕とお付き合いしてください。もちろん仕事は続けてくださって構いませんよ?」
「ん。俺山城さんの物になる」
胸に擦り寄り脳内に浮かぶ荻野の事は忘れようと思う。どんだけ俺が思っても、男相手に嫌悪感のある相手に好きになんてなってもらえるはずがなかった。
「電話番号も教えてあげますね?呼んでくれればいつでも抱いてあげます」
「本当に!?んふーっ。嬉しいな」
胸に擦り寄りながら頭を撫でられていれば睡魔に襲われ俺は眠りに落ちた。山城さんの口角が不穏に歪み、スマホで俺の事を動画に撮っているなんて知らずに…
それから俺は山城さんと同じ指輪をしてふだんは生活し、撮影の時だけ外すようになった。そんなある日俺は三上に使っていない個室に無理矢理押し込まれた。
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