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ポケットからワクワクして紙を取りだし広げてみれば、俺は言葉を失った。そして紙をクシャクシャに丸めてゴミ箱へ投げ入れてこの怒りをどこにぶつければいいかわからずソファーの上のクッションに顔を埋めて発狂した。
紙に書かれていたのは運送業者の電話番号で、俺はモヤモヤして仕方ないので親友に電話をかけた。しばらくコール音が鳴ってからやっと出てくれた。
『どうした?』
「なぁ今暇?テレフォンセックスしよ」
『いやまだこれから撮影あるし』
「これだから抱かれたい男一位は!」
俺の親友であるリクは甘いマスクの抱かれたい男一位を独走中で、マッチョもリクの手にかかればネコになってしまうんだから世の中わかんねーよな。
『誰彼かまわず尻出すなよ?本当セックスに関して危機感無さすぎるんだから』
「えーでもガチ監禁生セックスとかやられてみたい」
『後悔する未来しか見えないが??』
「絶対興奮するって!あ、想像だけでイけそ」
『ほどほどにしろよ?じゃあそろそろ撮影始まるから』
電話を一方的に切られてしまい、ちぇっと思いながらソファーに仰向けになってため息をつく。あのデカチンで犯されたら絶対気持ちイイに決まってる…!!ハッ!いい事思いついた!!
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