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「んっ…くちゅっ、気持ちイイ…?」
「流石本職…気持ちイイよ」
髪をさらっと触られ、ゾクゾク震えてしまう。フェラ中に髪触られたことなんて山ほどあんのになんでこんな…変な気持ちになるんだ…?
その日から数日おきに来てくれて、そんな関係が半年続いていた。季節は秋になっていて、俺は毎日を楽しみながら仕事をしていた。
「幸せそうだな」
「え?」
帰り支度をしていればリクにそう話しかけられ俺はキョトンとしてしまう。焦げ茶の髪に黄土色の瞳のイケメン…
は?待って幸せそう???楽しみではあるけど幸せそうって…何?
「幸せそう??」
「毎日楽しく仕事してたのは知ってるが、仕事の後に何かいい事が待ってそうなのはわかる。恋人か」
「恋人じゃねーよ?そいつを落として俺を犯させる為の画策中ってとこ」
「恋してるって顔に書いてある」
「んなわけねーって。じゃ!」
俺は足取りも軽く家に帰り、鍵を開けて入れば見覚えのある靴が置いてあり俺は慌ててリビングへ向かえば一人の男がソファーに足を組んで座っていて腕も組みながら俺に気づいてこちらを見た。
ベージュ色の髪に黄金色の瞳にふちなし眼鏡に高そうなスーツを着た男性…有名な会社の社員であり…俺の兄貴だ…
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