108人が本棚に入れています
本棚に追加
プップップップルルルルル♪♪♪♪♪♪♪♪
??「…何!!?何か用」
櫻井「元気そうね?進捗具合はどう?」
??「別にいつも通りよ!!?それよりなに?」
櫻井「あっはは(笑)!!そう身構えないで!!?ただ貴方に1つ耳寄りな情報を教えてあげようかと思ってね?」そう言うと野の花は電話越しの女に何かを呟く。
??「本当なのそれ?」
櫻井「本当よ!?」
??「わかったわ!!?」
??「但し…場所-時間-日付に関する詳しい日程はこちらで決めさせてもらう?相違ないな?」
櫻井「うふっ!!?かまわないわっ(笑)」野の花はそう言うと電話を切ってワインを飲み干す。
??「野の花さま…いかがなされるおつもりですか?」
櫻井「うっふふふっ(笑)心配しなくていいのよ…井手」
櫻井「全てこの櫻井野の花さまに任せなさいっ!!!?」野の花はそう言ってニンマリ笑うと…井手の頭を撫で始める。
時を同じくして…都内にある喫茶店では2人の女がそれぞれの取り分について話し合っていた。
マリー「良い?マリーの取り分は報酬の50%と…この…緋色に輝く紅の指輪を無効化する為に必要なアンチツール諸々一式。」
マリー「あんたの取り分は残りでいいね?」
美怜「かまわないわ!!?」
マリー「なに?何か不満そうだね?」
??「マリーちゃんみぃちゃんが困ってるよ!!?」
美怜「あっはは(笑)ありがとね?桃ちゃん」
美怜「私の事は良いの…それよりほんっとにありがとう!!?」
マリー「別に…」
マリー「それよりその子に感謝しなよ!!?じゃなきゃ誰があんたなんかと…」そう言うとマリーは不満気な顔をしてその場を立ち去ってゆく。数秒後…浅谷は…張り詰めた空気から解放されたからか……「ふぅっうう~~~!!!?疲れたぁ…」という声を漏らして伸びをする。それ見た桃は思わず笑って美玲に話しかける。
桃「あっはははっ(笑)みぃちゃん顔から湯気でてるよ」
美玲「だって人に交渉事を持ち掛けるのなんて久々だったんだもん!!?」
桃「みぃちゃんらしいねっ(笑)!!?」
桃「よしっと!!?そいじゃ私もこの辺で失礼するね(笑)!!!?」
桃「バァイバァーイっ(笑)!!!?」桃と呼ばれた少女はそう言うと大きく手を振って足早にその場を立ち去ってゆく。それをみた浅谷は満足そうな表情で紅茶を飲み干すと一言呟く。
美怜「さてっと鬼と出るか?蛇がでるか?」
最初のコメントを投稿しよう!