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 私はその後の記憶があいまいだ。  葬式が終わり、私は実家に身を寄せ、自分の部屋で茫然としていた。  私はこれからどうすればいいの?  何で私一人残して行っちゃうの?  私は泣いてばかりいた。  涙が枯れるころ、私はだんだんと平常心を取り戻してきた。  それとともに、自責の念が沸き起こった。  あなたを一馬力で働かせて、嫌な仕事を嫌と言えずに抱え込ませてしまった私。  「会社をやめたい」って言われた時、「会社やめなよ、私が稼ぐから」って言わなかった私。  あなたが悩んでいた時に、突き放してしまった私。  あなたが働く平日の昼間に、ファミレスで何時間も友達とおしゃべりして楽しんでいた私……
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