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最低だ、私。
死に追いやったんだ。
自分のことしか考えてなかった。
私、生きている価値ない。
生きててもしょうがない。
体調もおかしくなった。
病院に行くと、
「妊娠してますね」
「え?」
「三ヶ月です」
「ほんと……に?」
私は頭の中が真っ白になった。
三ヶ月前って、あなたとの最後の夜。
四年間できなかったのに?
なんで……今さら?
私一人で産むの? 育てるの?
悪阻だってつらいのよ?
これはあなたからの……罰…?
私は何の気力もなく、大きくなるお腹にすべてを委ねた。
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