♡:。.孤独だった私に手を差し伸べてくれた人がいた。―― それぞれの思い出を抱えて私は生きてゆく ――。:♡『アイノカタチ』はいろいろ♡-23-

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221 「よそ者の私を雇ってくれた旅館のオーナーにはすごく感謝していて・・ オーナーや従業員の人たちに迷惑はかけられませんので、オーナーが 了承を出せる日までは今の職場で働きたいと思います。  なのでそれからということになりますがよろしいでしょうか? 」  「ヤターっ! 芽衣さんが来てくれるって、剛~っ!! 」  「充分ですよ、ありがとう! さてと、じゃあひとまず明日は 家まで送るよ」  「何から何まで本当に、万寿さん辰木さんありがとうございました」  その夜布団に入ってから、少し興奮してしまってなかなか 寝付かれなかった。  この急激な展開っぷりに本当に驚かされてる。  真凛ちゃんに何だか申し訳ないなぁ~。  まさかね、真凛ちゃんの想い人の家で働く日がこようとは、 人生はほんとどう動いていくか分らないっていうことを実感させられたって 感じ。  はぁ~。 113
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