6.大人の華金デート***

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「そろそろいいかな」  そう言うと、彼は目の前のコックをひねった。シャワーから勢いよくお湯が飛び出してきた。  これでやっとこの状況から脱出できるとほっと胸をなで下ろしたが、今度は大きな手ひらが私の肌をこすり始める。 「あの、もういいから……」 「だめ。きちんと流さないと。せっかくこんなにきれいな肌が荒れたら申し訳なさすぎる」  至って真面目な顔でそう言い、上から下へと丁寧に撫でていく。太もものあたりに来ると彼の手が止まった。 「ここもだな」 「……っ!」  さっき散々に弄られたせいで、したたるほどの蜜で濡れていた。彼はそれを手のひらでぬぐっていく。 「んんっ……」  花弁を割って指を蜜口にあてられ、ビクンと腰が跳ねた。 「こんなところまでぬるぬるだ。しっかり落さないと」 「あっ……ああっ」  それがボディソープのせいではないことなんて百も承知のくせに、そ知らぬふりで入り口のあたりで指をクルクルと回しながら入ってくる。キュンっとナカが甘く締まった。奥まで埋められた指に内襞を強くこすられる。 「や……っ」  快感に忠実になろうとする体に抗うよう身をよじると、彼の指がピタ止まった。
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