0.罪悪感

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 いつまで、こんな関係を続けるのだろう。  間抜けなこの格好も、どこか様になってきてしまった。  当たり前になりつつあるこの行為に、意味などない。  壁に上半身を預けながら、その刺激に耐えるのも、これで何度目だろうか。  「……ぁ……そこ……っやめ…んん!」   時折、ナカで指を曲げて俺の反応を見ては、執拗に責めるその動きに、下腹部に熱が集まり始める。  それは決定的な刺激にはならない。  そのことを彼も分かっている。  指がある一点を引っ搔けば、タマの奥がむず痒いような、尿意にも似たものがせり上がってきた。  「ぁぁやんぅ……っ!」  もどかしさに腰を揺らせば、すでに大きくなった俺のモノが壁を擦った。  思いもよらない刺激に変な声が漏れて、慌てて口を閉ざす。  俺の様子に悟った彼が、ゆっくりとナカから指を引き抜く。  異物が抜けたことへの安堵が俺の全身から力を奪った。  倒れ込みそうになる俺の身体を彼はそっと引き寄せ、すぐに入口に別のモノがあてがう。  充分に硬さを増したソレは、華奢な彼からは想像もつかないほど立派だ。  「……挿れます、ね」  俺の返答を待つことなく、ソレは侵入してきた。  指とは比べ物にならない、大きすぎるモノがゆっくりと押し進められる。  何度しても慣れることはないその感覚に、息が止まった。    「っ……そんなに、力まないで……くださ、い」  太い先端の部分がナカで引っかかって、狭い孔から追い返そうと勝手に締まる。
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