第7話「宮沢の決断とゲームSTART」

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宮沢「まず敵がヘリや飛行船で近づいて来た場合はパイロットの視覚を不知火のシックスナイフで奪った上でそこに銃刀部自慢の火力で敵機を撃ち落としてもらう」 宮沢「敵が生身の人間であった場合はナイフで牽制した後私自らが弓で射落とす」 宮沢「敵が手練であった場合は…かわされるだろうが警戒心を持たせるにはそれで十分だ。」 宮沢「そして旗は屋上のヘリポート近くにある。つまりココを防衛する上で最も気を付けなくてはいけないのはテレポートしたりする敵や空中を飛行する敵だ。」 宮沢「高橋…旗に関するルールを覚えているか?」 高橋「確か…能力で旗を隠すのは原則ありだが…旗を所定の位置から移動してはいけない。だったかな?」 宮沢「その通りだ。中には特異な能力者で旗を異空間に隠している者もいるが…残念ながら私たちのチームにそういった能力者はいない」 宮沢「だからこそ…旗がある屋上は特に警戒を強めなくてはならない。」 数秒後…高橋が「なるほどな…」と呟いた直後に…宮沢は「誰か適任者が居れば良いんだがな…?」とポツリと呟いて顎に手を添えて考え事をし始める。その様子を見た高橋は間髪入れずに話し掛ける。 高橋「それに関してはうちの部に1人旗を守るのに適した奴がいる」 宮沢「嘘じゃねぇだろうな?高橋?」 高橋「本当さ…そんな嘘をついて俺に何の得がある?」 宮沢「それもそうか…」 高橋「それと宮沢…折り入ってお前に話がある」 宮沢「何だよ?改まって?」宮沢がそう返すと…高橋は神妙な面持ちで宮沢にとある事を話し始めた。数分後…話しを聞き終えた宮沢は「なるほどなぁ?」と呟いてニンマリ笑って…不敵な笑みを浮かべる。 そして不意に立ち上がって…高橋に「交渉成立」だと言うと…その場を後にして行った。 果たして宮沢と高橋との間で取り交わされた「取引」とは何なのか? ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪                   END 高橋の話しを聞いて不敵な笑みを浮かべた宮沢はす全てを見通したかのような目をしていた。一方で宮沢にスペアキーを作られているとは知らない…夏目たちは他チームの偵察を行っていた。そしてルナはぎしと連携をとって次週「戦闘開始」「第8話へ続く」              ⇩ココをポチッと⇩ ココをポチッとhttps://estar.jp/novels/26130131
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