52人が本棚に入れています
本棚に追加
冬平が鍵を引き終えてから…順調に抽選は進み…27人目になっていた。不意に…キャリーの側に西園寺が近づくと耳元でとある事を告げる
キャリー「にゃるほどねぇ?オッケー了解したよ(笑)彩音」
キャリー「ここで皆に重要なお知らせがあるよ。Sランクの基地の鍵がさっきの子で全部なくなったんだ。だから…今後選べるのはA〜Zまでの基地か?一か八かルーレットをするしかなくなる」
各部の代表者たち「マジかよ?最悪だぁ。」「くそっあと2人って所で!」
??「なぁっ!!!?それ何とかならねぇのかよっ!!?不公平じゃねーかっ!!!?」
キャリー「ルールだからね…!!!?どーにもならないよっそれに…早めに来てココに並ぶ所からゲームは始まってるんだっ!!!?」
??「ルールって…はぁ…くそっ!!?」
?「諦めろ!!!?遠金!!?キャリーがああ言ってる以上何を言っても無駄だっ!!!。」
キャリー「フフ(笑)そういうことっ!!!?んじゃ気を取り直して次に行くねっ!!!?」キャリーはニッコリ笑ってそう言うと…「27番の人どーぞ」と言って次の生徒に来るように指示をだす。
数秒後…やや神妙な面持ちで…キャリーの前に立った青年は彼女の方をジッと見詰める。
キャリー「どうする?鍵を変更するかい?それともルーレットかにゃあ?」
??「うーん?困ったねぇ。」そう呟くと青年は顎に手を添えて少し考え始める。
??「心の声(今持ってる鍵はAランクの鍵。賭けに出てルーレットすべきか?このままの鍵を使うか悩みどころだなぁ?)
キャリー「フフッ悩んでるようだね?良いよじっくり考えて選びな(笑)」キャリーのその言葉を聞いた青年は少し悩んで重い口を開く。
??「…このままにしておくよ(笑)」
キャリー「変更しないのかい?」
??「今持ってる鍵がAランクの鍵だからね?」
??「それに僕は小心者だから…冬平の様に大勝負には出れないよっ!!!?」
キャリー「なるほどねぇ?それも一つの手だね?オッケー(笑)次に進んで良いよ」青年はキャリーの言葉を聞くと苦笑いしながらSTART地点に向かい始めた。
最初のコメントを投稿しよう!