上書きして欲しい※

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 口に含んで唇を窄めると、手も使って熱い昂りを丁寧に舐めて扱く。溢れる唾液をだらしなく垂らしながら、芯の下の膨らみを柔らかく揉みしだく。 「んっ」  マサが甘い吐息を吐き出す。  道香は咥えていた芯から口を離し代わりに手を添えて扱くと、下の膨らみを舐め上げるように咥えて、口の中で存分に舌を絡める。張り詰めたように硬くなった膨らみを付け根の方からゆっくりと舐め上げて、口内で何度も舌先での愛撫を繰り返す。  マサを上目遣いで見つめると、道香の髪をそっと撫でてうっとりした表情で見下ろしている。  芯を握る指を伸ばし、尖端を弄ると蜜が溢れてきた。口の中で膨らみを存分に刺激しながら、溢れ出た蜜を指に絡めて上下にゆっくりと動かし、そのスピードを徐々に早める。 「はっ……んん」  熱のこもった吐息を吐き出して、マサが切ない声で道香を呼ぶ。  溢れる唾液を拭き取らずに、膨らみから唇を剥がすと、熱量を増した昂りを再び咥え込む。唾液と蜜が絡まって、喉の奥へ尖端を追い込む度に厭らしい水音が響く。 「道香、も、出る」  頭上で囁くようなマサの声を聞きながら、道香は唇を窄めると、指と口元を使って乱暴に芯を刺激する。 「ぁぁっ……道香」  マサは道香の名を呼びながら、その口内に全ての熱を吐き出した。  口いっぱいに広がる熱を受け止めて、道香は芯から唇を離すと、受け止めた熱を口端からこぼしながら立ち上がって洗面台にそれを流した。  軽く口を濯ぎ、未だぶるぶると震えるマサの芯を再び咥えると、尖端を甘噛みして蜜を搾り取る。口の中で舌を這わせる度にビクンと大きく震える。 「くすぐったいな」 「でもビクビクしてる」  下の膨らみを柔らかく揉みしだきながら、口の中で緩やかに暴れる芯を丁寧に舐め上げると、マサが小さく呻くように吐息を吐き出したので、道香は唇を離した。 「身体冷えちゃったね」 「また浴びるか?」 「タイムループしないことを祈る」 「なんだよそれ」  笑いながら後ろから抱きしめて胸元と下肢の間を弄る手を、道香は叩いて振り払った。
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