209人が本棚に入れています
本棚に追加
/362ページ
だるさとかはだいぶ落ち着いたけど、汗が凄くてパジャマがびしゃびしゃ。ミアを呼んで、クローゼットからパジャマを出してもらい、体には浄化の魔法もかけてもらう。
綺麗さっぱりになったら、お腹が空いてきたのでベルを鳴らしてメイドの一人にご飯を持ってきて欲しいとお願いした。
「リーシャ? 落ち着いた?」
ご飯はメイドと一緒にお母様が持ってきてくださって……ご飯は、風邪の時に食べられるチーズ入りのお米のリゾットだった!! あたしの大好きなご飯!!
「うん! のどもせきも大丈夫!」
「良かった。ご飯食べたら、軽くシャワーでも浴びる? 浄化はかけてもさっぱりしたいでしょう?」
「うん!」
お母様も一緒に入ってくださることになったから……その時に伝えたの。セシル兄が来てくれて、告白してくれたこととあたしがお受けしたことを。
全部伝えたら、お母様はにっこり笑顔になったわ。
「そう。無事に結ばれたのね? 良かったわ」
「これで、婚約なのかな?」
最初のコメントを投稿しよう!