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第2話 なにを作るか
なーにを作ろーかなあ!!
「おや、お嬢様方。いらっしゃいませ」
ちゅーぼーに行くと、やっぱりシェトラスが居たわ!
『おん? ミアも』
それと、ミアのおとーさまであるレイバルスも居たわ。おかーさまのロティは、今お母様と一緒だもの。
レイバルスは、ミラクルのおとーさまの契約精霊だけど……ロティの旦那様だから、ほとんどこっちにいるのよね?
なんでって思ったりもしたけど、あたしが生まれた時からずっと居るから。今は不思議じゃないのよね?
『みゅ! おとーさま!!』
『なんか作りに来たん?』
『みゅ!』
レイバルスは精霊だから……あんまり大人じゃないけど、ミアを抱っこするとおとーさまに見えるから不思議。
あたしも……いつか大きくなったら、そう言う人とお付き合い出来るのかな?
お父様たちは、『こんやくしゃ』だったけど……こっちがびっくりするくらいラブラブなんだよね? いいけど。
「うん! 今日もお菓子作りたいの!」
「私も手伝う!!」
「……ぼ、くも」
けど、今日の目的はちゃんとあるから……シェトラスに言うとにっこり笑ってくれたわ。
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