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また犬捕まえた
その時、ルーシー・スパルタカスは、剣呑な表情で、自分を見つめているシルバーとその飼い犬に気付いてビクってなった。
いつものルーティン。昼食がっついた後、腹を見せて眠るというのがあったのだが、
「前々から知ってたよ。お前がここで昼寝してるってことはな?赤い小さい犬小屋って、その上で腹出して寝てるの見てたぞ?ピーナッツ食うか?」
ギャワン!こいつ等は、一体何だ?
ルーシーは露骨に警戒していた。
「ワン!ワンワン!」
とりあえず吠えてみた。
「ガウ!」
「キュウウウン?」
吠える犬って、吠えられるとビビるのだった。
近付いた劣等共が、ルーシーを取り囲もうとした時、
「喋っちゃ駄目よ?ルース。君が喋りかけなきゃ、彼等は何も出来ないからさ」
「エウ!キャワアアアン!」
エウリアデに飛びついた。
「怖かったのよおおおう!あいつ等匂いしないもん!」
「まあいい。君はしばらく大人しくしてて?」
「なあおいタルカス」
「おっぱいぱい?」
「済まんのっけから躓いた。お前は静かにしててくれ」
そう言って、俺は、プラチナ女子を見つめていた。
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