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殺人事件として捜査は進んでいた。こんな安易な死に方を警察側は認め切れずにいたのだ。「あっははっ!薬漬けのモルモットとかそっちですって!人格者として自殺者を担ぐなって話ですよ。」雄輝は勇ましく警察の捜査線に噛み付いていた。だからこそ、警察の慮りも見えはする。しかし事実上、木橋喜太郎は安易な死に方を選んだのではないか?この場合、警察の維新はどうなるのか?正義と事実は無二の親友であるべきだ。「あっははっ!私だよ。夜宮マモルだよ。雄輝…結々ヶ原家の仕来りを忘れたか?共産主義者の性かな?」しかし、当の警察はあの夜宮マモル。ブラックホールジェットを駆使して、警察の維新を全うせんとしていた。「待て…うっ…ウホッ!ウホホッ!!…夜宮警視正…。何故警視正がこの件に関わるのか分からん。結局、マスコミ何かな?」小太郎…実は殺人事件の線で捜査が進んでいたのは、他ならぬ小次郎の所為でもあった。「あっははっ!愛井小太郎…。君が腕力に任せて殺害したのは一目瞭然だ。後は証拠次第だな。」夜宮マモルはしかし、ブラックホールジェットの効力が失せ、消えてしまった。
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