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桜が散る頃に
桜が散る頃になると思い出す。
まだ、大人でもって子供でもなかったあの曖昧なあの季節を……。
それは甘くもありどこかほろ苦い思いを思い出させるもので、どこか私を切なくさせる。
それはノスタルジーと言うにはほど遠いもので何処か望郷の念とでも言おうか。原点回帰への切なる願いにもにて胸を締め付けるものだと私は思う。
若人よ。大いに笑いそして大いにその時を楽しめ。今と言う時は今しか無いのだから……。
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