44人が本棚に入れています
本棚に追加
エスティア「たっ達也くん大丈夫?」
TATSUYA「まぁ…何とかな?」
エスティア「嘘ばっかり!!?喉が潰されてるじゃない?」そう言ったエスティアの手から緑色の光のようなものが溢れTATSUYAの傷がみるみる治っていく。
TATSUYA「Thank youな(笑)エスティア」
コースケ「たくっ何なんだよあのゴリラババア」
TATSUYA「お前が言うとリアルだな(苦笑)?」
コースケ「つか、そこまでされてむかつかないのかよ?」
TATSUYA「全然(笑)むしろ嬉しいくらいさ」
コースケ「かぁっよくわかんねぇ思考してんなぁ?お前」
TATSUYA「まぁ‥負けたのはこれが初めてじゃないし学び取る物がたくさんある。むしろ自分が井の中の蛙だとわかって本当に良かったと思ってるよ」
TATSUYA「それにあの人はまだ10分の1の力も出しちゃいない」
コースケ「そうなのかぁ?俺には全力にみえたぜ」
TATSUYA「いや‥そうでもないよ」
?「先程の試合。教官は魔法を殆ど使っていなかったからな?」
?「立てるか?」
TATSUYA「あぁ!!すまない。ルキア」
TATSUYA「くってて」
エスティア「まだ無理しない方がいいわよ。治ったと言っても100%じゃないんだから」
コースケ「魔法を使ってなかった?って使ってただろ?あんな動き強化魔法を使わなきゃできっこねぇよ」
エスティア「あんたぁバカァ?あの鬼教官は強化魔法はおろか‥瞳の力すら使っていなかったわよ」
コースケ「まじぃ!!?」
ルキア「信じ難い話だが…生身の肉体のみであれ程の動きをしていたと言う事になる。」
??「特質すべきなのは…彼女の動体視力。並大抵のものじゃない。瞳力なしでTATSUYAのあの攻撃を全て紙一重で躱していたのだから」
コースケ「でもよぉ~タツヤの攻撃躱すのってそんなに大変な事か?あれぐらい俺でも」
べオルフ「瞳力を使えばこの場にいる全員ができるだろう?ただ瞳力なしであの攻撃を全て見切るには時速200km以上はあるボールが自分の身体目掛けてあらゆる角度から飛んできてそれを全て肉眼でとらえる動体視力が無ければ不可能だ。」
そう話すベオルフはこれから待ち受ける未来を予見しているかの様な顔をしていた。そして…ルキアと呼ばれた青年は続けてこう話す。「彼女はCardinalの境地を極めた存在だ」と…。
♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪
END
東條にこてんパンにのされた芹沢は悔しがっていた。一方の二条はというと…自分より遥かに強い音羽に憧れに近い感情を抱いていた。そしてコースケは(CardinalAbility)について何を会得すべきか?悩みながら射撃場で弾を撃ち込んでいた。そして彼は…次週「特別講義」「第2話へ続く」
⇩ココをポチッと⇩
ココをポチッとhttps://estar.jp/novels/26130859
最初のコメントを投稿しよう!