4月

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つながっちまったのは仕方ないので一応聞いてみる 「クラスメイトの女の子を泊めたいんだけどだめだよな?」 『別にいいんじゃないのか?友達なら何度か泊めてるだろ』 やっぱりこういうよな。でも今回はいつもの仲のいい奴と話が違うんだよなぁ 「いや困ってるだけで仲がいいとかじゃないんだよ。」 『困ってるならなお助けてやれ。一泊ぐらいならいつもの客室使わせてやればいいだろ。寝るからまた明日な。』 「あ、ちょまって」 こちらが声をかけたときにはスマホの画面には通話が終了を通知する画面が表示されていた。 「大丈夫みたいだね。」 語尾にハートだか音符が付きそうな嬉しい声色で近くで聞いていた白雪さんが 声をかけてきた。 くそ聞かれていなかったら無理だったって言うつもりだったのに。 「・・・はぁ今晩だけだからな。」 「よろしくね。」 まぁどうせ俺はゲームしてるだけだから関係ないか。 「今更だけど白雪姫奈<シラユキヒメナ>です。よろしくお願いね。黒田君」 「・・・黒田夜<クロダヨル>今晩だけよろしく」
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